せこ住研の家づくり
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せこ住研の家に暮らす方々は、口を揃えて「四季を通じて本当に気持ちがいい」と言ってくれます。でも、こうした住まいを提供できるまでには、長年にわたる試行錯誤の連続がありました。
日本の家はもっと快適にできるはずだ。そう思っていた当社の社長は、ある時期に「高断熱・高気密の家」のことを知りました。北の寒い地域において成功した家づくりの本が本州にも少しずつ流れてきた頃のことです。その理論が基本的に間違っていないと感じ、「とにかく実践してみよう」と思いました。三重県という地域性も考え、「夏対策」を組み込みながら様々に試行錯誤を繰り返す中で、この地域にふさわしい高断熱・高気密住宅がはっきりと見えてきたのです。
私たちが目指したのは、断熱性能や気密性能の高さではありません。「快適にしたい」という思いを追求したら高断熱・高気密になったということです。いまでは「高断熱・高気密住宅をるくっている」という意識もないほどに「あたり前」になっています。
外張り断熱では、柱や筋かいなど構造躯体の外側に断熱材を置きます。
この方法はにはたくさんのメリットがあり、構造躯体の外側を断熱材で覆うことにより外気に触れる部分がすべて同じ熱伝導率になるので熱橋※(ヒートブリッジ)が起こりません。構造躯体内は室内の気候とほぼ同じになり内部結露が抑えられます。
また構造躯体と断熱材が明確に分かれているためそれぞれの役割が十分に発揮されます。
2008年2月の測定結果です。代表的な2日間を取り上げています。このグラフから次のようのことがわかります。
①外気温の大きな変動に比べ、室温が極めて安定している
24時間連続で暖房をかけているわけではなく、起床時と夕方以降にのみ暖房している状況で、このような室温になっていることに意味があります。断熱性能・気密性能の高さがもたらした結果です。
②外気温が0℃ほどの最低気温を示す早朝において、室温が15℃程度を保っている
もちろん深夜に暖房をかけているわけではありません。前の日に得られた日射熱、夕方以降の暖房熱が高い断熱性能・気密性能によって室内に蓄えられ、外に逃げないことで生まれている現象です。起床時のこの室温は想像できないくらい快適です。
③湿度も快適な範囲で、極めて安定している
冬場に過乾燥状態になる家が多く見られるのですが、これは温風式の暖房機を使うことにより、乾燥している外気がたくさん室内に入ってくることが原因です。適切な断熱・気密にして、輻射型の暖房を「やわらかく」かけることで、こうした快適な湿度環境がうまれます。
2008年8月の測定結果です。やはり代表的な2日間を取り上げています。これでわかるのは次のようなことです
①外気温が40℃超えるような猛暑の日の昼間でも、室温は30℃を少し超えたくらいに保たれている
このような日では、屋根の表面温度は80℃くらいになります。外壁の表面温度も50℃を超えます。この熱がそのまま室内に伝わってくれば、室温は相当なものになってしまいます。また窓から直接入る日射熱もかなり大きなものです。屋根や外壁の断熱性の高さ、そして軒を出すなどの日射遮蔽対策が、室温上昇を防いでくれているわけです。
②室温が30℃を下回っている時間が多い
室温が30℃を下回り、風が通っていれば、ほとんどの人はエアコンをかけません。実際、この家ではエアコンをほとんど使わずに夏を過ごしています。
③湿度が安定している
外気の大きな湿度変化に比べ、室内の湿度はかなり安定しています。これはムク材を内装にふんだんに使うことで、その調湿性能が発揮された結果であると思われます。
日本の家づくりをプランから見ていくと、家族が自分の場所を取り合う陣取り合戦のように建てられた家が多いです。果物に例えるなら部屋一つ一つのがブドウの房のように構成された家。各部屋(房)を廊下(軸)でつなぎます。それぞれの部屋で冷暖房を行うので温熱環境もバラバラで廊下に出ると寒い。また、部屋の主を失った時、使い道が無くなり物置となっていることがほとんどです。
私たちの家づくりの考え方はアップルハウス(リンゴの家)。リンゴのように家のいちばん外側を外皮に見立てて、中は極力間仕切りの無い空間とすることで家中どこでも均一な温度の家づくりを目指しました。(ヒートブリッジ)が起こりません。構造躯体内は室内の気候とほぼ同じになり内部結露が抑えられます。
よくiebenで「家中繋がっていて寒くないの?」「こんなに大きな吹き抜けで冷暖房(費)がかかりそう」といった質問がありますが、外皮をしっかりと断熱、気密したMukuの家づくりではむしろ間仕切りは無いほうが空気が流れるので、家中どこでも快適。また、大きな空間は家族構成、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。
空気と〇〇はタダといいますが、どんな家を建てても綺麗な空気が手に入るわけではありません。
せこ住研の家作りは徹底した合板、接着剤の排除をしています。これは人が一日に呼吸する空気の量が13,000リットルにもなるからです。(ヒートブリッジ)が起こりません。構造躯体内は室内の気候とほぼ同じになり内部結露が抑えられます。
人間の体には約60兆もの細胞があり、空気は肺を通して体の細胞全体に空気を送ります。人間は呼吸無しには生きていけません。だから空気質を考えることは、健康な住まい作りの絶対条件なのです。
これだけで健康な家作りにはならないけど、この部分がしっかり出来ていないと、人によってはアレルギーやシックハウスの原因にもなります。
Mukuは厳しい構造解析の結果、合板を使わない家作りに成功しました。構造用合板の変わりに無垢の板を使用します。これは材種、その他色々な要素の検討が必要で、一朝一夕では実現できません。
自社でたくさんの木材を保有しているから出来た、全国でも例を見ない取り組みです。
F☆☆☆☆(エフ・フォースター)という言葉をご存知でしょうか。
F☆☆☆☆は、JIS製品に表示することが義務付けらているホルムアルデヒドの放散等級を表すものです。ホルムアルデヒドの放散量を4つにランクに分けし、少ないものからF☆☆☆☆~F☆まであり、ランクにより製品の使用量に制限があります。
F☆☆☆☆は使用量に制限が無いことから、住宅業界では「F☆☆☆☆だから安心」などという宣伝文句が使われます。
しかしF☆☆☆☆の建材を使った家で「シックハウスになった」「基準値を超えた濃度が検出された」という例もあり、F☆☆☆☆だから安心とは限りません。
もちろんJIS規格の製品には放散等級の表示義務があるため、F☆☆☆☆のもの全てが危険というわけではありませんが、構造用合板、ベニヤ板を使わない家づくりが実現出来たら、穢れの無いきれいな空気の実現に一歩近づけると言えます。
Mukuでは合板、ベニヤ板を徹底的に排除した家づくりで、住まい手にとって健康で安心できる家づくりを約束します。